段ボールで燻製作り
毎年恒例の「段ボールで燻製作り」を21名の子どもたちとともに行いました。
まずは燻製の説明と、活動の流れを説明。みんな真剣に聞いていました。
段ボールのスモーカー作りもみんなであっという間に終わらせました。
そして外に出て燻製開始!!
煙モクモク…
始めは「くさーい」「お線香のにおいがする」などと言っていた子どもたちでした。
が、ここで私が密かに仕込んでおいた「燻製のぞき窓」が大活躍!!
中の様子を見るたびにフタを開けてしまうとせっかくたまった煙が逃げてしまうので、
小さな窓を付けました。それだと煙の漏れも最小限で済みます。
そしてなんといっても実際に燻製されている食材が見られることで、子どもたちの燻製への意識、楽しみはどんどん高まっていくのでした。
しかし、大人でも3時間も煙がモクモク出ている段ボールを眺めているのは辛いですよね、子どもたちとは時々様子を見つつ、学校での話や、鬼ごっこをして遊びながら待ちました。
みんなが遊んでいる間、火の番をしていた私の側で、根気強く待っている子が1名…
児「まこっちゃん、中の様子みていい?」
私「いいよ、見た後は素早くフタ閉めたほうがいいよ」
児「わかった!うん色ついてるわ」
30秒経過…
児「まこっちゃん、そろそろ中の様子みようかな?」
私「オッケー!見てごらん」
児「…変わってないわ、あんまり」
私「そっか、ちょっとしか時間たってないもんね」
☆さらに30秒ほど後…
☆児「見てみよう!…うん、まだ変わってない!」
(☆の流れ繰り返すこと3回…!)
最後には、
児「まこっちゃん、中見るわ!」
私「いや、もうちょっと待とう!」
30秒おきの観察、どんな研究家よりも熱い観察意欲に私は思わず笑ってしましました。
本人は食べたくて食べたくてしょうがなかったのでしょう!なんともほっこりする子どもとの会話でした。
そしていよいよ燻製が完成!!
しっかりとフライパンで加熱し、みんなで燻製を味わいました!
「おいしー!」
「持って帰りたい!」
「おかわり!」
など、みんな燻製の味を大絶賛、昨年は「好きじゃないかも」と言っている児童もいましたが、今年の参加者はみんな「おいしい!」と食べていました。
楽しかったね!また、来年もやりたいね!
<特別企画!燻製 食材ビフォーアフター!>
○燻製前
○燻製後